脳梗塞や動脈硬化のリスクは検診とEPAの栄養素でアプローチ

現代病対策は初期段階が肝心~がん・脳梗塞・動脈硬化への備え~

病気を初期段階で抑えるために

病気にかかってしまったときに初期段階でケアすることで、重症化を防ぎます。知っておきたい病気の前兆を見ていきます。

各疾患の前兆を知る

脳梗塞
脳梗塞の初期症状は「一過性脳虚血発作」と言われていて、いろいろなトラブルが懸念されます。脳に血液が足りなくなるため、言葉が出てこなくなったり片側顔面麻痺になったりする症状です。視野が狭くなったり文字が書けなくなったりする方もいて、トラブルの出方に個人差があります。一過性の症状にすぎず元に戻ると気にしない方もいますが、医師に相談してください。脳の血管に異常がないか精密検査をしたうえで、トラブル箇所を特定します。
動脈硬化
心臓に負担がかかった結果、少し離れた部分だけが痛むことがあります。左肩だけ強い肩こりが出る場合には、動脈硬化の進行サインを意識しましょう。耳たぶのシワも血流が悪化しているサインで、動脈硬化の検査を受けると安心です。目頭や肘に出てくる黄色い「しこり」は、脂質代謝異常症の特徴です。コレステロールが多い食事に偏っている方ほど発症しやすい傾向があるため、メタボリック気味の方は意識しましょう。食生活改善を進めるとともに医療機関に相談して、対処法を明確化します。
がん
がんの初期症状は種類によって異なりますが、しこりや出血などで気付きます。大腸がんならお手洗いに行ったときに血が混じる、肺がんなら痰が赤く濁るなどのトラブルです。めまいや貧血、体重減少なども見られやすい傾向があり、急に痩せたり貧血が悪化したりしたら検査を受けると安心です。がん検診は大きな病院でお願いでき、自覚症状がない小さなものも見つかります。初期段階で見つかるとケアしやすいので、定期的な検診を続けましょう。

病院で身体を診てもらう~健診と検診の違いを知る~

健診、検診と2種類の検査の違い、はっきり答えられますか。それぞれの目的と対象者について見てみましょう。また、体の中を調べることで、病気を発見できるかもしれません。早期発見、早期治療が大切です。


健診とは何か?
勤務先で定期的に行なう健康診断などが該当し、病気の危険因子を調べていきます。健康状態を維持することが主な目的で、特定の病気を調べるものではありません。生活習慣病の一次予防にもあたる検査で、健康なうちから身体の状態を知っておく狙いがあります。身長、体重など基本的な身体のデータも集めて、日々の記録として保管します。
検診とは何か?
特定の病気にしぼって状態を確かめることで、健診より一歩踏み込んだ検査をします。年齢や性別、体質などによって、かかりやすい病気が異なります。子宮頸癌検診などが代表例で、20歳以上の女性に推奨されます。病気の二次予防としての位置づけにあり、自覚症状がない方が対象です。病気が疑われる症状がある場合は検診を待たずに医療機関に相談して、早期解決を目指しましょう。

最近よく耳にする特定健診を知ろう

生活習慣の変化によって糖尿病などのリスクが高まったことから、特定健診がはじまりました。これはメタボリックシンドロームに対する検査で、医療保険に入っている40歳から74歳が対象です。問診、診察、身体測定などが主な検査内容で、腹囲計測がメインです。男性で85cm、女性で90cmを超えるとメタボリックシンドロームと診断されて、特定保健指導の対象とされます。太り過ぎからいろいろな病気を発症するリスクがあるため、メタボリックシンドロームと診断されたら生活改善をしていきます。EPAを意識した魚中心のメニューにするなど食生活を正すことで、太り過ぎを予防します。

万が一家族に病気が見つかったら

大切な家族が病気にかかってしまったら、どんなサポートができるでしょう。病気が分かったときの接し方や意識したいポイントを見ていきます。

病気にかかった家族のためにできること

病気に関する知識を持つ
ある程度の知識がないと不安が募っていくものですから、情報収集に努めましょう。専門的な書籍を読んだり雑誌に目を通したりしてください。ネットには間違った情報もあるため、全てを鵜呑みにしないで、担当医師に確認する配慮も重要です。
自分にできることを考える
話を聞いて相談役になったり病院の送り迎えを手伝ったり、いろいろなサポートの仕方があります。家族で役割分担しつつ、自分にできることを考えてみましょう。金銭的な支援以外にもできることはたくさんあり、家族の支えがなによりも希望となります。
相手の立場を理解する
いろいろと将来を考えて不安になると、愚痴を繰り返したり泣いたりしてばかりいる方もいます。相手の立場を理解して、辛抱強くケアしましょう。話を聞くだけでもサポートになり、前向きな治療姿勢につながります。
相手の負担にならないように努める
心配するあまりに過干渉となってしまうと、お互いストレスが溜まります。主治医の治療方針に口出ししたりケア計画に意見したりする場合は、相手の負担を考えましょう。情報が多いほど迷いが出るため、対応が遅れることがないようにしてください。
今まで通りの生活を心がける
支援中心の生活になると、心労が重なって疲弊します。病人のことを思いやる気持ちは重要ですが、自分のライフスタイルも維持しましょう。自分のために使う時間も作って、サポートに必要なエネルギーを補充します。
問題を自分だけで抱え込まないようにする
自分だけで問題を抱え込むとストレスが重なり、心がどんどん弱っていきます。ソーシャルワーカーや医師のサポートを受けて、家族が前向きに治療を進められるようにしていきましょう。入院生活や手術についての不安を聞いてもらうだけでも、お互い気分がすっと軽くなります。身内や友人など近い立場の相手には出来ない相談も、第三者が相手なら気軽に相談できることがあります。自分だけでサポートしようと無理をしないことも大切です。地域の相談窓口や民間サービスなど活用できるサービスを調べておきましょう。
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