初期段階で対処しておきたいがんの種類と最新の免疫療法

現代病対策は初期段階が肝心~がん・脳梗塞・動脈硬化への備え~

こんなにも多いがんの種類

がんにはいろいろな種類があり、できる場所も異なります。発症数の多い場所と初期症状について知りましょう。

発症数の多いがんの種類と初期段階で見られる症状

肺がん
慢性的な咳が続いて血が混じった痰が出たり、声がかすれたりして気付きます。進行が早いがんなので、早期発見、治療が必要です。
胃がん
胃の不快感からはじまって、体重減少やタール便が出てきます。内視鏡検査やX線検査で胃がんの進行度を特定し、手術や放射線療法などでケアします。
肝臓がん
右上腹部のしこりや不快感が初期症状で、黄疸や発熱が起こります。肝臓の切除手術、経皮的局所療法などのアプローチをとり、がん細胞が広がらないよう対処します。
食道がん
扁平上皮がん、腺がんの2種類があって、リンパ節の転移に注意します。症状が出にくいがんと言われていますが、胸焼けや声のかすれなどが初期症状で見られます。
乳がん
乳房にしこりができたりリンパ節の腫れが目立ったりする初期症状が見られ、女性に多いがんとされます。触診やマンモグラフィで症状を特定し、ケア方針を考えます。
喉頭がん
のど仏にできるがんで、声のかすれが初期症状です。風邪の声枯れのような症状が1ヶ月以上続くようなら、専門医の診断を仰ぎましょう。

「がん第四の治療法」と言われる免疫療法の種類

がんのケア方法として、免疫療法が注目されます。どんな治療方法なのか、副作用はないかなど気になる点を一覧でまとめていきます。

BRM療法
BRM療法とは、免疫反応を活性化させる物質を取り入れて抵抗力を高めるアプローチです。がん細胞に直接対処する抗がん剤治療とは真逆のアプローチとして注目されます。BRM療法では、シイタケから抽出したレンナチン、カワラタケの菌糸体から抽出するクレスチンなどが利用されてきました。古典的な治療法ですが、抗がん剤などで体力が落ちたときの対処として今でも活用されています。がんに対する決定的なケアとは言えないものの、免疫療法の起源となった治療法です。
サイトカイン療法
BRM療法に次ぐ免疫療法として出てきたのがサイトカイン療法です。免疫力を高めるだけでなく、免疫細胞を刺激して攻撃力を高めるところに特徴があります。第二世代の免疫療法として注目されましたが、一部の病気でしか効果が出なかったとされています。がん治療の決定的なケア方法にはいたらず、一般化していません。しかし、インターフェロンについては特定症状についての一定の効果について評価され、脳腫瘍や腎臓がんなどに使用される認可薬となっています。
リンパ球免疫療法
患者さんの体内からリンパ球を取り出して培養、体内に戻すケア方法です。体力回復効果や抵抗力を高める効果が期待され、がんの進行を防ぐ狙いがあります。リンパ球の中にはナチュラルキラー細胞、T細胞などいろいろな細胞があり、異なる性質を持っています。体調や病状にあわせて異なる細胞をターゲットに定めたうえ、免疫療法を進めます。がんの三大療法とあわせて検討、がんの進行をくいとめて再発防止するために活用されます。
ペプチドワクチン療法
免疫療法の第四世代とされる手法で、がん細胞ペプチドに近い人工ペプチドから作ったワクチンを投与します。T細胞の性質を活かした免疫療法とされていて、トラブルの原因となる細胞だけを識別できる特徴があります。がんだけに反応するようにトラブル認識能力を高めて、攻撃していく仕組みです。新世代の免疫療法として注目を集めているケア方法で、治験が進んでいる最中です。すい臓や肺、前立腺がんや脳腫瘍に対して活用でき、国の承認申請を進めています。
樹状細胞ワクチン療法
樹状細胞ワクチン療法は、患者さんに負担がかかりにくい免疫療法として注目されます。患者さん自身から取り出したがん細胞と人工的なペプチドなどを組み合わせて体質にあわせたワクチンを作成、効率よくケアが進むように投与します。たとえるなら、がんに効率よくアプローチする司令塔を英才教育する治療法です。手術や放射線治療と組み合わせて検討され、症状の進行を阻止します。転移がんにも対応できるメリットがあり、重症化したがんへのアプローチとして検討できます。

2015年12月より承認された「オプジーボ」

がん細胞は免疫システムの攻撃にブレーキをかける特徴があり、オプジーボでブレーキ解除することにより免疫力を高めていきます。切除できないがんや転移がんに対する効果が期待され、難しい症状に対する効果的なアプローチとして注目を集めています。一定の副作用リスクが問題視されるなど、今のところは賛否両論ある治療法です。免疫療法に長けた医師やクリニックに相談のうえ、免疫チェックポイント阻害薬を利用できるか検討しましょう。

健康な身体を保つ~EPAの適切な接種法~

脳梗塞や動脈硬化防止のため、EPAが推奨されます。血液を健康に維持する成分を効果的に取り入れるための、上手な摂取方法を考えてみましょう。

EPAが豊富に含まれている魚

魚

青魚や脂がのった魚にたくさん含まれていると言われていて、マイワシ、サバ、マグロなどが有名です。マグロの中トロを数切れ食べるだけで一日あたりのEPA摂取推奨量を満たすので、お魚中心の食事にすれば簡単にクリアできます。ウナギの蒲焼きやイワシの缶詰など加工品にも入っているため、料理が苦手な方も安心です。アジの開き、いかなごの佃煮など保存食を活用することでもEPAを摂取でき、日々の健康管理の一貫として役立ちます。

調理法に工夫を凝らしてEPAを効率的に摂取する

EPAを効率的に摂取するなら、お刺身など生のまま食べるスタイルをおすすめします。缶詰にはEPAが凝縮されているので、汁まで料理に活用しましょう。焼いたり蒸したりして食べるなら、油や煮汁も一緒にとると効果的です。塩分過剰にならないように薄味に整えつつ、お出汁をきかせたシンプルな味付けをおすすめします。

TOPボタン