初期段階に対処したい免疫療法のがん治療や脳梗塞の予防

現代病対策は初期段階が肝心~がん・脳梗塞・動脈硬化への備え~

年々増加している「現代病」

年々増加している現代病リスク、健康を考えるうえで理解しておきたい問題です。誰にでもリスクがある怖い病気について知りましょう。

現代病とは

医師

生活習慣や労働環境の変化に伴いリスクが増してきた病気のことで、公害病や生活習慣病などとも呼ばれています。たとえば、脳梗塞や心臓病、動脈硬化などがあげられます。一昔前のように身体を使う仕事が減ってきた代わりに人間関係のストレスなど新しい問題が出てきており、意識的に生活改善していかないと命に関わる病気にかかるリスクがあります。

特に現代病の深刻な疾患

脳梗塞
脳の血管が詰まったり血液不足になったりして、一部の脳組織が酸素不足となる病気です。酸素や栄養が足りなくなった部分を放置すると壊死してしまって、回復が難しくなります。意識障害や手足の麻痺、記憶障害などが代表的な症状で、早く処置しないと命にも関わります。トラブルサインが出た段階で専門的なケアを受ければ社会復帰することもでき、発作が原因で亡くなる方が減っています。何かおかしいと感じたらすぐ専門家のいる病院で診断を受け、適切なケアを依頼しましょう。
動脈硬化
動脈が硬くなって脳の一部に血液がまわらなくなり、酸素や栄養不足に陥る病気です。そのままの状態が続くと壊死してしまうリスクがあり、命にも関わってきます。初期症状や発作として、意識障害や片麻痺(半身不随のような状態)が起こります。救急に連絡して適切なケアを受けると回復できるケースもあるため、早めの対応が重要です。血管が硬い状態を放置すると、狭心症や心筋梗塞にもつながります。破裂してしまうとクモ膜下出血など脳出血につながる恐れもあるため、生活習慣の改善が求められます。
がん
正常な反応以上に細胞が増殖を続けて、悪性腫瘍になったものです。がん細胞が体内に出てくると無秩序に増殖を続けながら、いろいろな臓器を攻撃します。がん細胞の怖いところは、身体のあらゆる部位に転移して増え続ける性質です。発生する部位によって症状の出方や進行速度は変わってきますが、早期発見のうえ適切な対処が必要とされます。発症段階では自覚症状が少ないがんも多く、健康診断などで指摘されてはじめて気付く方もいます。
呼吸器疾患
気管支、肺など呼吸器に出てくる病気の総称で、息苦しくなったり痰が絡んだりして気付きます。気管支炎や肺炎、喘息などが該当し、慢性的な症状に進行するリスクもあるので気をつけましょう。長年の喫煙習慣が引き金になる病気としては、慢性閉塞性肺疾患COPDがあげられます。坂道や階段でゼーゼーと息苦しくなる程度から日常的な呼吸困難まで症状のレベルに差はありますが、禁煙治療や吸入薬によるケアで改善できる見込みがあります。

病気を初期段階で防ぐために~知っておきたい対処法~

病気を初期段階で防ぐために知っておきたい基礎知識を見ていきます。健康な身体作りのテクニックとして、一通り目を通しておきましょう。

事前に知っておきたい療法や対策法


免疫療法とは?
がん細胞は身体の害となる「おかしな細胞」なので、免疫反応で退治されるのが通常です。がんを発症した方は免疫細胞の活性が低い状態になっていて、ここにアプローチしていくケア方法を「免疫療法」と呼んでいます。がんに対して強い攻撃力を持つと言われている「ナチュラルキラー細胞」をピンポイントで投与、がん細胞に対処します。がん細胞を直接攻撃する薬以外だと、免疫の働きを阻害する細胞にアプローチしていく方法もあります。病気の進行度合いにあわせたいろいろな免疫療法があるため、主治医に相談しながらケア方針を決めましょう。
EPAとは?
血栓や高血圧予防効果が期待される成分で、血液をサラサラにしてくれる働きをするとされています。魚の油にたくさん入っている「不飽和脂肪酸」で、マグロや秋刀魚の脂身などから取り入れます。効率的にEPAを摂取するには生食が望ましいため、お刺身やたたき、お寿司などで食べましょう。煮物や焼き物にする場合は、魚から出てきた油まで一緒に食べるスタイルが適しています。魚油は酸化しやすく、新鮮なものを食べるほど効果的とされています。夕食前のお買い物で新鮮なお魚を買ってきて、その日のうちに食卓に登場させる流れが理想的です。

病気とは無縁の体づくり【一無・二少・三多のススメ】

一無
生活習慣病にならないようにするには「一無、二少、三多」のライフスタイルが推奨されます。一無とは、タバコを止めることです。ニコチンは脂質代謝トラブルにつながりやすく、糖尿病や脂質異常症などのリスクを高めます。タールは発がん性物質と言われていて、吸いすぎは危険です。一酸化炭素は血液をドロドロにするリスクがあって、血栓などができる原因とされます。
二少
二少のライフスタイルとは、腹八分目を意識した食べ方です。お腹いっぱい食べてしまうと肥満リスクを高めてしまって、身体に負担がかかります。炭水化物の量を調整したり野菜中心のヘルシーなメニューにしたりして、量より質を意識した食事に変えます。健康作りにはお酒を控える意識も重要で、飲み会など特別なシーンをのぞいては適量にとどめましょう。
三多
三多とは、健康のために良いとされる生活習慣をたくさん取り入れること。その代表的な習慣が運動と睡眠です。たくさん身体を動かしてエネルギーを使い、夜ぐっすり眠るサイクルが理想と言えます。通勤を自転車にしたり一駅手前で降りて歩いたりすると、効率的に運動できます。残業をコントロールして定時に退社、早めに自宅に戻って食事、寝る準備をする習慣も重要でしょう。
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